こんにちは。“ころは”店主のミキです。
現在、お取り扱いをさせて頂いている陶芸作家【石井桃子さん】のご紹介です。
染付で絵付けをされた作品を製作されています。
石井桃子さんの染付のうつわ。
砥部焼の焼き物は、呉須を使った勢いのある筆さばきで描かれた、伝統的な文様で有名です。
※呉須:深く渋い青色。“染付(そめつけ)”に使われる顔料。
石井さん作品も、勢いのある筆さばきで染付で絵付けされていて、伝統的な技法を継承されていることが分かります。
ですが、石井さんのうつわは、一目見ただけで彼女の作品と分かる独特な雰囲気があります。
少し黄みがかった素地に深い青で描かれた繊細なラインが特徴です。
伝統を継承しつつ、作家性が出ている素晴らしい作品になっています。
釉薬の表面は貫入が入っており、使い込むごとに表情が変わっていく様子を楽しむことができます。
盛り付けたお料理を包み込んでくれるような温かみを感じるうつわです。
陶芸作家【石井桃子】さんについて。
砥部焼の第一人者と知られる、白磁染付の唐草文を生みだした工藤省次氏に師事されました。
その後も愛媛県の窯元などで学んだのち2016年に独立されました。
-- 略 歴 --
2011年 佐賀県有田窯業大学 絵付科 卒業
2010年~2014年 愛媛県 梅山窯 勤務
2014年~2016年 京都府立陶工高等技術専門校 総合コース 修了
2016年 4月 愛媛県松山市にて独立
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