うつわと道具やころはのBLOG

うつわと道具やころはのブログです。 生活に寄り添った“作家のうつわ”と“台所道具”についてご紹介しています。

美しい色と質感から感じる~情景を詠むうつわ展~

 

こんにちは。“ころは”店主のミキです。

 

5月13日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。

 

【情景を詠むうつわ展】 

参加作家:片瀬有美子[陶芸]/陶器あ⇔ん[陶芸]

 

長野県安曇野兵庫県淡路島の地でそれぞれの作陶をされている

二組の陶芸家の展示会を開催します。

 

磁器土を使い、鋳込み成形と「モカウェア」という技法により作陶される

【片瀬有美子】さん。

 

淡路島の土をブレンドし、ろくろや型打ち成形により作陶される

【陶器あ⇔ん】さん.

 

素材も成形方法も全く異なるお二組。

 

それぞれの地で生まれる、それぞれの情景を思い浮かべながらご高覧くださいませ。

 

 

【情景を詠むうつわ展】  

参加作家:片瀬有美子[陶芸]/陶器あ⇔ん[陶芸]

 

会期:2022/5/13(金)~5/22(日)

 

会場:うつわと道具や ころは
(〒655-0034 兵庫県神戸市垂水区仲田1-1-6 2階)

 

開催時間:11:00 ~ 18:00
(※ 水曜日と木曜日は定休日です。)

 

※混雑が予想される場合は、整理券をお配りする可能性がございます。


オンライン展示について:
会期中に準備が整い次第、オンラインにアップ致します。

 

 

片瀬由美子さん

 

 

片瀬有美子さんは長野県安曇野で作陶されています。

 

美しい色合いの模様は「モカウェア」という技法で制作されています。

 

モカウェア」とはイギリスで生まれた古い技法ですが、片瀬さんはその技法を応用したうつわを制作されています。

 

素地が泥の状態のときに滲む液体を垂らすと、表面を這うようにして模様が広がります。

 

その形は一つとして同じものはありません。

 

また、成型方法は「鋳込み成形」といって、石膏型に泥状の磁器土を流し成型されます。

 

光にかざすと透けて見える繊細で美しいうつわです。

 

制作の様子

 

*片瀬有美子さんのプロフィール*

 

1988年 長野県安曇野に生まれる
2010年 女子美術大学短期大学部 陶芸メタルコース 卒業
2012年 多治見市陶磁器意匠研究所 デザインコース 修了
2013年 多治見市陶磁器意匠研究所 セラミックラボ 修了
2014年 金沢卯辰山工芸工房 入所
2017年 富山県南砺市にて独立
2021年 信州 安曇野 池田町に glass & porcelain studio touca 設立

 

陶器あ⇔んさん

 

 

陶器あ⇔んさんは兵庫県淡路島でご夫婦で作陶されています。

 

あ⇔んさんはろくろや型打ち成形などで制作され、

土は淡路島の土をご自身でブレンドされています。

 

土と釉薬の反応によって、自然豊かな田舎の空気感のある表情が特徴的です。

 

素材感は、発泡したような石のような貝のような雰囲気があります。


白色は、マットな白に赤茶色部分や鉄粉のドット。


紫雲末色は、淡い水灰色のような紫のような色に、
赤茶色の部分や鉄粉によるドット。


一点一点違った表情を持っています。

 

ぜひ自然豊かな風土を感じてみて下さい。

 

 

淡路島の工房ギャラリーの様子

 

【情景を詠むうつわ展】  

参加作家:片瀬有美子[陶芸]/陶器あ⇔ん[陶芸]

 

会期:2022/5/13(金)~5/22(日)

 

会場:うつわと道具や ころは
(〒655-0034 兵庫県神戸市垂水区仲田1-1-6 2階)

 

開催時間:11:00 ~ 18:00
(※ 水曜日と木曜日は定休日です。)

 

※混雑が予想される場合は、整理券をお配りする可能性がございます。


オンライン展示について:
会期中に準備が整い次第、オンラインにアップ致します。

 

 

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