こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。
今回のブログでは、新しくお取り扱いをさせて頂く陶芸作家の【ふくべ窯】さんをご紹介です。
化粧土による立体的でとても綿密な絵付が特徴的な精炻器(せいせっき)という焼き物を作られています。
精炻器は、昭和初期に岐阜県美濃地方で生まれたやきもの。
化粧土を使った立体的な絵付けが特徴的なうつわです。
その美しい精緻(せいち)な絵付けが海外に評価され、主に貿易用として作られていました。
しかし、機械化・大量生産の時代になり、職人の技術と手間を要する精炻器は約50年前に生産が途絶えてしまいました。
時代が流れ、安さよりも品質が良いものが再注目される中、精炻器の復活が望まれていきます。
現在、「精炻器研究会」が牽引して精炻器の技術を継承・研究をされています。
その精炻器の継承に努めるふくべ窯さん。
今の暮らしに寄り添う、新しい精炻器を制作されています。
ローリエ紺 15㎝
ローリエ緑 15㎝
花水木トルコ 15㎝
花水木紺 15㎝
花水木緑 15㎝
花水木トルコ マグ
花水木紺 マグ
花水木緑 マグ
すみれ マグ
椿 マグ
花水木トルコ ボウル 15㎝
椿 ボウル 15㎝
すみれ ボウル 15㎝
椿 ボウル 11㎝
椿 20㎝
すみれ 20㎝
ローリエ緑 20㎝
花水木トルコ 20㎝
花水木紺 20㎝
花水木緑 20㎝
岐阜県土岐市にて精炻器(せいせっき)を夫婦二人で作られているふくべ窯さん。
精炻器の、化粧土の柔らかな絵付け、日本のものでありながらどこか異国の雰囲気を持つうつわに魅了されました。
「もっとこの器の事を知りたい、自分の手で作ってみたい」
という思いから、失われつつある精炻器の技術を継承・研究する、精炻器研究会に参加されたそうです。
現在、精炻器の魅力をたくさんの方に知って欲しい、たくさんの方に使って欲しいという思いで、ふくべ窯の名前で活動をされています。
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