こんにちは。
うつわと道具や ころは です。
皆さんは、骨董品に対してどの様なイメージを持っていますか?
某テレビ番組で紹介される様な、数百万円の価値を持つ壺をイメージしますか?
それとも、江戸時代などの昔に作られた物は全て骨董って思ってます??
骨董品という名前はよく耳にしますが、どの様なものかを知っている方は少ないのではないでしょうか?
今回のコラムでは、骨董について調べてみました。
やきものについて詳しくなってくると、いつしか気になってくる“骨董品”。
では、いつ作られたものから骨董と呼ばれるんでしょうか?
じつは、さまざまな見解はあるのですが、明確な定義ってないんです。
「製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」
に当たるものがアンティーク(骨董品)と定義されています。
この定義は、WTO(世界貿易機関)でも採用されており、100年以上前に作られたものと証明されれば、関税がかからないことになっています。
あくまで、アメリカの「関税法」上で輸入関税がかからないという決めごとの話ですよ。
今から100年以上前…。この定義からいえば、明治時代に作られた物は骨董に当たりますね。
しかし、現在の日本では数十年前に作られたものも含めて骨董品と呼ぶことが一般的です。
ですので、私の意見としてはひとまず、明治時代に作られた品は骨董品といっていいのではないかと思います。
上記の定義に当てはめると、100年以上前に作られたものは全て骨董なのか?
という疑問が残ります。
国語辞典の中では、“骨董”について
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① 美術的な価値や希少価値のある古美術品や古道具類。骨董品。アンティーク。
「書画骨董」
② 古いだけで実際の役には立たなくなったもの。
「骨董的存在」
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と記述されています。
「昔に作られたから?」
「作家が有名か?無名か?」
などは関係なく、時代を超えていつくしまれてきたもの。
現在も燦然と美しさや存在感を放っているもの。
が骨董品と呼ばれているのではないでしょうか?
あくまで、私なりに骨董について調べてみた上での意見ですが、参考にして頂ければ幸いです。
普段馴染みがない存在ですが、使っている道具に骨董を取り入れると、
自分の世界が広がり、暮らしが豊かになりそうですね。
【ころはオンラインストア】
当ショップでは、生活に寄り添った作家のうつわと道具を取り扱っています。
「作り手」と「使い手」を繋げる、そこでしか出会えない、そんな価値のある店を目指して営んでおります。
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