一器多用って?そば猪口の意外な使い方
こんにちは。
うつわと道具や ころは です。
皆さんは、購入されたうつわをどの様に使われているのでしょうか?
「そば猪口」は、“そばのつけ汁用”にしか使えない、と思っている方はいませんか?
和食器には、洋食器とは違って“一器多用”という考え方があります。
それでは、今回のコラムでは一器多用についてご紹介致します。
一器多用ってどういうこと?
一器多用とは、文字通り、一つの器を多種多様な用途に使うことをさします。
つまり、そば猪口をコーヒーカップとして使っても問題ないんです!
ちょっとした料理を盛る小鉢や湯呑、調味料入れとしても使えますし、紅茶のカップとしても使えます。
そば猪口は、“そばのつけ汁用”だけでなく、様々な使い方が出来るうつわなんです。
そもそも、和食器で用途が決められているものといえば、急須や土瓶、蓋付きの茶碗蒸し用のうつわくらいではないでしょうか?
決まりがないのが和食器の良いところ。
つまり、一器多用とは、今あるものを出来るだけ有効活用しようという、日本人の古来からの考え方なんですね。
お気に入りのうつわを見つけたら、大事にしながら色々と使いまわしましょう。