こんにちは。
うつわと道具や ころは です。
前回までは、うつわの購入後にやすりがけ、煮沸の仕方、洗い方と順にご紹介してきました。
今回は、うつわのお手入れ方法について、最後のコラム。
うつわの正しい収納についてご紹介致します。
水気が残ったままの収納は、カビやシミ、ひび割れの元になります。
また、ガチャガチャと無理に重ねる収納にも注意が必要。
正しい収納方法を学び、大切なうつわを大事に保管しましょう。
① よく乾かしてから、収納しましょう
洗ったらすぐ水気をふきとり、穴に入りこんだ水気が抜けるまで、ふきんの上でよく乾かして下さい。
収納は風通しのいい場所で。
特に、土ものは、長時間濡れたまま放置はNGです。
カビやシミの原因になるので注意しましょう。
食事後、汚れた器に水を張るのも、できるだけ短時間に終わらせる方がいいです。
② 重ねて収納。使うときは上から、しまうときは下からがポイント!
限られた場所に要領よく収納するには、重ねるのが一番の方法です。
ですが、出し入れを工夫しないと、同じものばかり使ってしまいがちになりますよね。
セットで揃えた食器の場合など、傷み具合が違ってきては大変。
順繰りに使うコツは、使うときは上から取り出し、しまうときは下に納めること。
習慣にしてしまえば何でもありませんよ!
重ねるのは5~6客が限度。重ねすぎは危険です。
蓋つきの器を重ねるときは、蓋は蓋だけ、本体は本体だけ重ねるようにすると、場所を取りません。
重ねるときは、ペーパータオルやティッシュペーパー、さらし布などを挟みましょう。
大皿には、梱包資材のエアクッション(気泡緩衝材)などもオススメです。
③ 箱やカゴもかしこく利用しましょう。
ぐい呑みや箸置きは、かごに布を敷き、ふせて収納するのもいいです。
大切なうつわは、通気のいいものなら、買ったときの箱に収納するのもオススメです。
以上、うつわの正しい収納方法についてのご紹介でした。