うつわのある暮らしを楽しむブログ

生活に寄り添った作家のうつわと、道具を取り扱うお店のブログです。 日常の中で使いたいもの、心が癒されるものをセレクトしてご紹介しています。 店主は“三木あゆみ”として陶芸の作家活動もしています。 作家活動や、クラフト関係のことも時々綴っています

素人でも簡単に分かる!?陶器と磁器の見分け方

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こんにちは、

うつわと道具や ころは です。

 

お店でうつわを探している時、

目当ての品が陶器なのか?磁器なのか?が分からない事はありませんか?

 

今回は、ちょっとの知識で簡単に分かる、陶器と磁器の違いをご紹介致します。

 

「陶器でも磁器でも、形やデザインが気に入ったらどっちでもいいよ!」

 

って方もいるかもしれませんね。

 

でも、この違いってとても大事なんです。

 

だって、磁器は電子レンジに入れて温められますが、陶器は割れてしまう場合がありますので…。

 

普段使いするうつわには重要なことですよね。

 

今回のコラムでその違いをしっかり学んで下さいね!

 

 

陶器と磁器の簡単な見分け方とは?

 

多種多様なうつわを直感で選ぶのもいいけれど、

基本的な知識があればうつわ選びがもっと楽しくなります。

 

一般的なうつわは大きく分けると「陶器」「磁器」の2種類です。

 

それぞれの基本的な特徴は以下の通り。

 

【陶器】

・指ではじくと、しずんだような鈍い音がする。

・口縁に厚みがあり、凸凹したり歪んだりしている。

・高台の底を触るとザラザラしている。

 

 

【磁器】

・指ではじくと、キーンと金属的な音がする。

・口縁が均一した厚みで、ツルツルした手触りがする。

・高台の底は滑らかな手触り。

 

厚みや手触りに音など、それぞれ特徴がある事が分かったかと思います。

 

最近では、陶器と磁器の中間である「半磁器」という種類のうつわもあります。

 

分からない場合は、店員さんに確認するのが安心ですよ!

 

簡単な見分け方は以上です。

 

次は、それぞれの特徴をもっと掘り下げて、細かい違いをご紹介致します。

 

 

見た目の違いは原料の違いから生まれています。

 

陶器を「土もの」、磁器を「石もの」と呼びます。

 

その名前の通り、陶器は粘土を原料として作られ、

磁器は陶石を粉砕したものを原料としています。

 

原料の違いから、焼く温度から、製造過程まで違いが出てくるのです。

 

それでは、陶器と磁器の原料から見た細かい特徴の違いは以下の通り。

 

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【陶器】

手触り:

素地となる陶土自体はもろいので、ぶ厚めに作られています。

どっしりとした重厚感と土味の残る手触りも魅力です。

 

釉薬

素材が水を吸うため、焼成前に釉薬と呼ばれる薬をかけて焼きます。

この釉薬と違いにより、うつわの色も変化します。

 

素地:

陶土の種類は様々で、土の粒子が粗いものと細かいものがありますが、

手触りは全体的にザラッとした質感です。

素地をよく見てみると土の中に含まれる鉄分が細かい点々になって見えます。

全体的に鉄分が含まれた土は「赤土」と言われ、焼くと赤色になります。

 

焼く温度:1100~1300℃

 

 

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【磁器】

手触り:

焼成すると素地が水を吸わない半ガラス質になります。

ツルツルしてひんやりとした手触りです。

薄く作っても丈夫なのも特徴です。

 

釉薬

陶器のように釉薬のかけ分けはせず、透明な釉薬を施すことが多いです。

色鮮やかな絵付けの装飾が多いのも磁器の特徴です。

 

素地:

材料である陶石の特徴により、釉薬をかけなくても素地の色は白いです。

うつわの高台を触ると陶器よりもなめらかになっています。

 

焼く温度:1200~1400℃

 

 

以上が、陶器と磁器の細かい特徴の違いになります。

 

ここまでの詳しい知識は必要ないかもしれませんが、

簡単な見分け方を知っていればとても便利です。

 

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korohacurry.hatenablog.com

 

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うつわ屋さんに行ったら、早速お試し下さいね!!