うつわと道具やころはのBLOG

うつわと道具やころはのブログです。 生活に寄り添った“作家のうつわ”と“台所道具”についてご紹介しています。

【うつわの基礎知識】正しいお手入れ方法とは。

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作家さんのうつわの「4つの魅力」についてのコラムでもピックアップしていた

 

「魅力その④:手入れをすれば長きに渡って使うことができます。」

 

について、詳しいお手入れ方法をご紹介したいと思います。

 

 

korohacurry.hatenablog.com

 

 

 

うつわは、より丁寧に扱っていれば、長きに渡って生活を共にすることができます。

 

毎日使ううつわもあるでしょう。

 

使い続けることで愛着も湧いてきますが、年月の経過と共に汚れも目立ってきます。

 

今回は、そんな汚れに対するお手入れ方法について、ケースバイケースでご紹介致します。

 

 

うつわのお手入れをしよう!

 

 

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うつわは、丁寧に扱っているつもりでも、長年使っていると、どうしても汚れが付いてしまいます。

 

そのため、歯ブラシや漂白剤などで、時々はケアをする必要があります。

 

漂白剤といっても色絵や金彩・銀彩のうつわには使えません。

 

うつわの種類、汚れの具合や損傷具合によっても、そのケア方法は異なってきます。

 

それでは、以下の汚れの場合はどの様なケアをしてあげればよいのでしょう。

 


① 茶渋や黄ばみが付いている場合

 

食器用の漂白剤液につけましょう。

 

陶器などの土ものは、中の汚れが取れるように長めにつけて下さい。

 

(漂白剤のにおいが付くことがありますので、不安な場合は控えてください)

 

貫入に入った茶渋は無理に取らなくても大丈夫ですよ。

 

その茶渋が味だと見る方もいますからね。

 

また、研磨剤を含むメラニンスポンジや、アクリルタワシ、歯ブラシなどで磨いてもよいでしょう。

 

(傷がつく場合があるので、うつわの素材によって道具を変えてあげると良いと思います。ツルツルとした表面のものにはメラニンスポンジ、焼き締めなどのザラザラしたものにはアクリルタワシや歯ブラシなど)

 


カップの手や口縁などについた汚れを取る場合

 

茶渋と同様、メラニンスポンジなどを利用する方法が効果的です。

 

手や口の付け根は、濡らしたふきんを通して左右にこすっても汚れは落ちますよ。

 

シミなどの汚れが、どうしても気になる場合は、使う前に水に浸ける方法も効果的です。

 

特に、吸収性の高い土ものを使うときは、使う前に10分以上浸けておきましょう。

 


③ 銀彩の黒ずみを取る場合

 

銀彩は、徐々に酸化して黒くなっていく場合があります。

 

銀彩の黒ずみには、漂白剤に付けたり、メラニンスポンジで磨くのはNGです。

 

磨く場合は、ふきんなどの布や、やわらかいスポンジを使用するようにして下さい。

 

アクセサリー用の銀磨き剤や歯磨き粉を、やわらかい布に付けてふくと、かなりキレイになりますよ。

 


いかがでしたか?

 

今回は汚れに対してのみの対処法をご紹介しました。

 

今度は、割れた場合の修復方法についてもご紹介しますので、楽しみにしていて下さいね!

 

【ころはオンラインストア

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「作り手」と「使い手」を繋げる、そこでしか出会えない、そんな価値のある店を目指して営んでおります。

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